こんにちは、まみこです😊
こちらでは読書初心者である私が読んだ本について感想をまとめています。
今回は 植松 努 さん著『好奇心を”天職”に変える 空想教室』を読んでみました。
2015年に発売された、
植松さんの素敵なスピーチが元になっている一冊です。
著者の植松 努さんは植松電機という会社の社長さんで、
炭鉱機械の修理やマグネットの開発・リサイクルを行なっているようです。
出身である北海道の左上らへんに位置する赤平という町に拠点を持っています。
本は話しかけてくれるような書き出しで、
プロローグでなぜかぐっときました。
最後までお読みただけたら嬉しいです!
『好奇心を”天職”に変える 空想教室』はどんな本?
夢を夢で終わらせず、天職にした少年の話と
どんな夢でも実現させる方法を教えてくれる本。
植松さんの人生経験が元になっています。
日本の王道ルートである、「たくさん勉強して良い大学に入って良い会社に就職する」
それだけではない、「夢」を叶える生き方を教えてくれます。
著者は何か困ったことがあったら本屋さんに行ったといいます。
インターネットが普及していなかった時代背景もあると思いますが、
本を読むことの大切さも教えてくれます。
そして私にとっては小さい頃に描いた夢を思い出させてくれる一冊にもなりました。
なぜこの本を選んだの?
柔らかい字体で書かれた「空想教室」の文字と
子供のような表情で空を見上げるどこか懐かしいおじさんの表紙に惹かれ
読み始めました。
この懐かしさは読み進めていくうちに判明しました
心に響いた箇所は?
心に響いた箇所はここ。
夢=職業ではない
この本を読み、忘れていた昔の夢が思い出されました。
時は小学6年生の卒業文集まで遡ります。
文集には将来の夢がテーマの作文を掲載するスペースがありました。
周りの友人は 保育士になりたい、美容師になりたい、お嫁さんになりたい、漁師になりたい
と何かしらの職業とその理由を書いている中、
私は
英語かイタリア語を覚えて、本場のハンバーガーやイタリアンを食べたい。
その国に住んで有名なところを周りたい、その国の人と話し合ってみたい。と書いてありました。
当時テレビで見た海外の世界に憧れを持ち、
思っていたことをそのまま書いたんでしょう笑
小学6年生の当時に書いた文集です↓
するとこの文集を読んだ友人のお母さんの一人に、
「みんなちゃんと職業を書いているのに、あなただけ変わっているね」と笑いながら言われました。
なぜかはわからないけど、気持ちがザワザワしたことをよく覚えています。
でも私の家族からは、
「あなたらしくて素敵な作文だ!」と喜んで抱き締めてもらったこともしっかり覚えています。
最近友人と文集の話になり、
住まなくても、旅行でできることばっかりじゃん!と笑いました。
今でも、英語や他の言語を習得して
その国のいろいろな人と話してみたいと思っています。変わっていませんね笑
小さい頃に書き記した「夢」を
今は叶えてあげるフェーズになったんだと思いました。
時間はかかるかもしれないけれど実現させたいと思います😊
本を読んで何を感じた?
できない理由より、できる理由を探す
いろいろなことを知っていくに連れて
これはこうだからできない、いけない、と物事の限界を自分で測るようになってしまします。
もちろん身の安全やリスクを回避するためには必要な能力ですが
必要以上に発揮してしまっていることに気づきました。
「もう大人だから英語を話せるようになれない。」
「もう若くないから新しいことに挑戦しても無駄。」
わたしも必要以上にそう思い込んで、
できない理由を探してしまっていました。
でもそれでは
社会の成長から取り残されてしまうし、
何より
現状に満足したフリをして
生き続けるその人生は面白いんだろうか?
と思いました。
できない理由を探すのではなく、
だったらこうしてみたら?とできる理由を探すこと方が
よっぽど自分や社会のためになるし、楽しいと思います!
実は私も実際に講演をきいたひとり
この本を読み始めてから、私は植松さんのお話を聞いたことがある!と気づきました。
※ちなみに友人に言われて気づきました笑
彼はある時期から学校や施設を訪れ、自身の身の上や夢について
お話しするようになったといいます。
私が高校生の頃、
学校に特別講師としてお話をしに来てくれたことを思い出しました。
白い布に太い筆で
「夢」の文字と「植松努」と書かれた垂れ幕を覚えています。
わたしは当時も彼のお話をきいて心を揺さぶられました。
まとめ
ここまでお読みいただきありがとうございました。
『好奇心を”天職”に変える空想教室』について読んだ感想をまとめてみました。
読み終わるとなんだかすっきりして前を向いている自分がいました。
もし自分が子供を授かることができたら、子供に読んでほしい本の一つです。
そして家族で植松電機のロケット教室に行くことも私の「夢」の一つになりました。
すごく素敵な本に出会うことができました😊
今後も気になった本を読んでお話しできたらと思います。したっけ!
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